SRFCダイアリー

11月10日

2023/11/10(金) 22:00

ホームページをご覧の皆様こんにちは。
本日は2年マネージャーの安藤志保が担当いたします。

本日は、FWに関して取り上げたいと思います。
FWのUNIT練習では、スクラムからモール、ラインアウトまで全てを扱うため、短いレストでの情報共有が大切になります。
選手たちが言葉を交わす時間には2種類あり、チームトークとスモールトークがあります。
チームトークでは、コーチからのアドバイスやFW長である井上(4年/茗溪)が中心となり、練習の意図や次戦でのポイントを話します。

一方、スモールトークは主にスクラム練習においてポイント移動間に行われます。
小さい声でという意味ではなく、短い時間でいかに大切なことを伝え合うか、という時間となり、実際の試合でも重要な時間帯となります。
スモールトークでは、特にFWを盛り上げる武田(3年/成蹊)、西澤(2年/成蹊)、大島(2年/桐蔭学園)の3名がとてもよく発言し、短い間でもFWの士気を高めております。
いつもは笑顔の絶えない3名ですが、スモールトークでは一変し、仲間に厳しい言葉をかける場面も見られます。
しかし、それだけでなく「いまのすごい良かった!!続けていこう!」などのポジティブな声掛けもたくさんあります。
対抗戦Aグループにおいて、常に激しいFW戦を繰り広げる彼らにとってこの3名の存在はとても大きなものだと感じております。常に優しいだけでなく、伝えるべきところは伝えられる関係性が、1つのトライにつながっているのだと実感した瞬間でもありました。

関東大学秋季対抗戦も残すところあと2戦となりました。
昨年とは違った雰囲気での試合や、公共会場にも少しずつ慣れ始めました。
赤黒を見に纏い、胸を張ってグラウンドインする選手たちの背中にはいつも迷いはなく、そんな彼らに頼もしさと近くで支えられることへの嬉しさを感じます。
あと2戦も、胸を張って戦い抜けるよう、またグラウンドから戻ってきた時に安心して体を休められるような試合運営を心がけていきたいと思います。

今後も、成蹊大学ラグビー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。