私は大学1年生の頃から広報担当として活動しており、その間、試合でカメラを持つ機会がたくさんありました。
引退まで残り3ヶ月を切り、それも終わりに近づいていると思うと少し寂しい気持ちです。
それでも、1年生から今までの撮影を通して色々な思い出ができました。
試合中、私は成蹊のプレーヤーを正面から撮るために、いつも敵陣デッドボールラインの裏に立っています。
そのため、対戦チームが目の前で円陣を組む光景が自然と目に入り、その円陣一つからチームそれぞれの雰囲気を感じることがよくあります。
特に印象深いのは、一昨年の対抗戦で対戦した際の東京大学です。
キャプテンの語りかける一言一言や、周囲の相槌、大きな返事などから、本学との一戦に対する並々ならぬ想いや15人の固い団結が伝わってきました。
また、近くで撮影しているカメラマンの方々とお話しする機会もあり、別日の試合で偶然お会いした際、あちらから気付いて声を掛けてくださる方もいました。
こうしたチーム外との交流も、貴重な経験となっています。
試合の撮影はあと3回程ですが、残りの試合も選手のかっこいい瞬間を写真に収められるよう全力を尽くします。
今後とも、成蹊大学ラグビー部への温かいご声援、よろしくお願いいたします。
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