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集大成 -丸山萌仁果-

2024/12/14(土) 00:00

ホームページをご覧の皆様、こんばんは。
2年 分析の丸山萌仁果です。

いよいよ迎えた入替戦。
この日のために、成蹊大学ラグビー部全員が、日々全力で準備を重ねてきました。
前日、スタッフ同期と「明日は私たちも1年間の集大成。お互い全力を尽くそう」と励まし合いながら言葉を交わし、その思いを胸に眠りにつきました。

試合当日、控え室では、選手を迎えるために、マネージャーをはじめとするスタッフ、そしてコーチ全員で準備を整えました。
キックオフが近づくにつれて期待と緊張が入り混じり、胸がいっぱいになりました。
選手たちが入場してきた際、私はビデオカメラ越しに一人ひとりの表情を見つめ、主将と握手を交わすその姿を撮影していました。
その瞬間、思いが込み上げ、「今日が本当に最後なのだ」と改めて実感しました。

キックオフの瞬間、成蹊の入りはとても良いものでした。
昨年から苦戦してきた試合の立ち上がりも、今回は「いけるぞ」と感じさせるスタートでした。
果敢に攻め込む場面もありましたが、日体大の壁は厚く、うまく得点にはつながらないままハーフタイムを迎えました。

控え室では「まだいける、これからだ」という声が飛び交い、誰もが最後まで諦めない姿勢を見せていました。
しかし、後半戦はより厳しい展開となり、結果的に昇格を果たすことはできませんでした。
試合終了後、「ここにまた戻ってこなければならない。そして次こそ、先輩たちの分まで嬉し涙を流さなくては」と心に誓いました。

試合後のコーチの言葉が胸に刺さりました。
「このオフは自分自身に目を向けて成長しなければ、来年同じ場所に戻っても昇格を掴むことはできない。」
私はアナリストとして、成蹊大学ラグビー部の一員として、そして分析班として、さらなる成長が必要だと痛感しました。
ここで一区切りではありますが、自分にベクトルを向け、来シーズンに向けて準備を整え、より良いスタートを切るために全力を尽くします。

四年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
入替戦では、皆さんの四年間の努力と成果が光っていました。
その姿に胸が熱くなり、私自身、大きな刺激を受けました。
分析班にとっても、皆さんが受け入れ、優しく手を差し伸べてくださったおかげで少しずつ成長することができた一年でした。
来年こそ、必ず昇格を果たします。
これまでの四年間、本当にお疲れ様でした。
そして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

最後になりましたが、これからも皆様の温かいご支援とご声援をよろしくお願いいたします。