コラム~成蹊ラグビー
St Patrick's Day
2017/03/17(金) 14:03
本日3月17日はアイルランドでキリスト教の布教活動に努めていた聖人パトリックの命日であり、『緑の日』と言われ、1905年よりアイルランド共和国の祝日となっている
シャムロック(3つ葉のクローバーに代表される葉が3つに分かれている草の総称)を洋服に飾ったり、(米国シカゴでは)川を緑色に染めたり、緑色のギネスビールを飲むなどアイルランド系やカトリック系の人たちだけではなく、多くの国や地域で盛大なパレードが行われ、日本でも横浜元町や原宿表参道などでパレードが行われている
アイルランド共和国 国土面積はおよそ7万キロ㎡で世界245国と地域中120番目で日本の約1/5、人口も450万人ほどで119番目 GDPは41位ながらも2005年度の英国「エコノミスト誌」によって世界で最も住みやすい国と評価されたこともある
かつてはポルトガルとならび最貧国の一つであったが、1990年代以降 EU統合と外資系企業投資により2000年までの経済成長率は10%を超え、世界的に急成長を遂げた国である 以前は農業に依存していたが、現在では輸出を中心とした貿易が経済の中心となっている
僕たちラガーマンにとってアイルランドと言えばIRB創設協会8か国の1つであり、6Nationsのラグビー強豪国の1つであり、好きな人も多いのではないだろうか
斯くいう僕も実はラグビーではアイルランドが昔からなぜか好きだ
ラグビーW杯でも最高成績はBest8までだし、ブライアン オドリスコルを擁し期待されていた2009年度ではグループリーグ敗退と言う結果で国民を失望もさせた 2014,2015年は6Nationsで2連覇を果たしたが、1970年代のウエールズのようにRed Dragonと恐れら れたような圧倒的なイメージをもたれたこともない
でもなぜアイルランドのラグビーに魅かれるのかを考えてみると、やはりこの国の成り立ちから常に宗主国的な存在のイングランドへの敵対心からうまれる激しい闘争心を伴うプレースタイル(アイリッシュ魂)が魅力的なのだ
1920年ゲーリックフットボール(アイルランド独自のフットボール)の試合中に英国軍がアイルランド人を虐殺した不幸な出来事があったことをきっかけに、それ以降のテストマッチでは必要以上のラフプレーの応酬となったこともあったと言われている
2007年に歴史的な和解を遂げ、今では両国の国歌斉唱の時にブーイングが飛び交うこともなくなった
この19日日曜日にイングランドvsアイルランドがある
イングランドの2年連続グランドスラムを自国首都ダブリンでぜひ阻止してほしいものだ
2017.3.17
SRFC
Taro.S
シャムロック(3つ葉のクローバーに代表される葉が3つに分かれている草の総称)を洋服に飾ったり、(米国シカゴでは)川を緑色に染めたり、緑色のギネスビールを飲むなどアイルランド系やカトリック系の人たちだけではなく、多くの国や地域で盛大なパレードが行われ、日本でも横浜元町や原宿表参道などでパレードが行われている
アイルランド共和国 国土面積はおよそ7万キロ㎡で世界245国と地域中120番目で日本の約1/5、人口も450万人ほどで119番目 GDPは41位ながらも2005年度の英国「エコノミスト誌」によって世界で最も住みやすい国と評価されたこともある
かつてはポルトガルとならび最貧国の一つであったが、1990年代以降 EU統合と外資系企業投資により2000年までの経済成長率は10%を超え、世界的に急成長を遂げた国である 以前は農業に依存していたが、現在では輸出を中心とした貿易が経済の中心となっている
僕たちラガーマンにとってアイルランドと言えばIRB創設協会8か国の1つであり、6Nationsのラグビー強豪国の1つであり、好きな人も多いのではないだろうか
斯くいう僕も実はラグビーではアイルランドが昔からなぜか好きだ
ラグビーW杯でも最高成績はBest8までだし、ブライアン オドリスコルを擁し期待されていた2009年度ではグループリーグ敗退と言う結果で国民を失望もさせた 2014,2015年は6Nationsで2連覇を果たしたが、1970年代のウエールズのようにRed Dragonと恐れら れたような圧倒的なイメージをもたれたこともない
でもなぜアイルランドのラグビーに魅かれるのかを考えてみると、やはりこの国の成り立ちから常に宗主国的な存在のイングランドへの敵対心からうまれる激しい闘争心を伴うプレースタイル(アイリッシュ魂)が魅力的なのだ
1920年ゲーリックフットボール(アイルランド独自のフットボール)の試合中に英国軍がアイルランド人を虐殺した不幸な出来事があったことをきっかけに、それ以降のテストマッチでは必要以上のラフプレーの応酬となったこともあったと言われている
2007年に歴史的な和解を遂げ、今では両国の国歌斉唱の時にブーイングが飛び交うこともなくなった
この19日日曜日にイングランドvsアイルランドがある
イングランドの2年連続グランドスラムを自国首都ダブリンでぜひ阻止してほしいものだ
2017.3.17
SRFC
Taro.S