コラム～成蹊ラグビー

円安に歯止めがかからない
現在の水準は148円台半ばで推移しているがこのまま日米金利差が進んでいくと1ドル150円台に突入も見えてくる
欧米諸国のインフレ抑制のための政策金利と日本の金融緩和政策、この双方の金融政策が続く限りは円安傾向が続いていくものと思われる
この下落傾向、何もドル円の為替相場だけではなく、成蹊ラグビー株も急落が激しい
4戦終了時点で、初戦から比べるとかなりの勢いで落ちてきている
現時点では未対戦校から「自分たちは行けるのではないか」という憶測が広まり、闘志溢れる積極果敢な仕掛けに苦戦を強いられ厳しい戦いが想定される
それを覆すには結果で示していくしかない
以前　このコラムでも書いたが柔道には「残心」という言葉がある
これは技を決めた後でも油断をせずに相手の反撃に備える態度と心構えを説いたものである
初戦を大勝したことでチーム全体に慢心が生じているのではないか！？
怪我人が多いことを言い訳にしていないか！？

伊藤大吉主将を筆頭に4年生がもう一度今年のスローガンを思い直し、次戦より再出発をするつもりで戦いに挑んで欲しい

入替戦まで成蹊は常にチャレンジャーなのだ　王者ではない　
ここに気づかない限り成蹊株の再上昇は見込めない

2022.10.17
SRFC　Taro.S