コラム~成蹊ラグビー

春シーズンを終えて

2023/07/12(水) 13:00

7月9日 大学ラグビー部春シーズンも100周年記念式典と共に無事に終わりを迎えることとなりました
無事にというのは、若干の怪我人は出たものの一般的に大怪我と言われるような長期間の入院を要するようなことが起こらずに正直ホッとしているというのが素直な今の気持ちです
その前日の8日 慶應大との練習試合を組んでいたが先方の都合によりキャンセルとなったこともあったので、それならば記憶に残るような(学生が嫌がるような)とてもキツイ練習をしようと思い、ボールを一切使わずに2時間身体を苛め抜いてもらいました
締めはランパス9本
落伍者も数名出たが、これはある意味想定内のこと
近年のラグビーでランパスは死語となっているので僕の思い描いたようなランパスではなかったが、夏合宿を経験する中でこのランパスもスムーズにできるようになると思っている

さて、春の交流戦において初戦と最終戦の出場メンバーを見てみたい
日体大戦出場者(青学大戦出場者)
①大館(大館)、②金子(金子)、③長洲(鈴木巽)、④武田(君島)、⑤藤平(熊野)、⑥田代(井上)、⑦惣福脇(惣福脇)、⑧井上(鈴木太)、⑨末次(末次)、⑩石原(菊本)、⑪瀧澤(宮本)、⑫高島(小口)、⑬新谷(新谷)、⑭猪股(山本)、⑮近藤(高島)
この感じだとあまり伝わらないと思うけど、LOについては経験値と共にポジションを担えるべきプレーヤーが増えてきたといえるし、BKは複数ポジションをできる人材が育ってきていると感じている
交流戦の得失点差については、少し前のコラムにも書いたので詳細は避けますが、失点が減り得点が増えていることは良いことだけど、全敗に終わったことは昨年は立教に勝ったことを考えると結果としては退化している
Fwのスクラムは格段の成長を見せている
これは中村コーチの熱心な指導とそれに応えたいという学生の熱い思いが通じあっているのだと思う
ラインアウトも徐々にだが良くなってきているので、Fwプレー全般については夏以降の成長も期待できる
それと共にBチームが機能してきていることは大きい
本当はもう少し試合数を増やしたかったが3戦全勝の結果は素晴らしく、彼らの成長=チームの成長となるので、夏以降も沢山の試合を経験してさらに成長をしていってほしい

9日の記念式典終了後のわずかの時間の中で簡易版の春シーズンの納会を行い以下の選手を表彰させてもらった
他にも頑張っていた選手はいたと思うが、各コーチ陣から推薦してもらい最後は僕が決めました
敢闘賞:大館(4年 PR)・藤平(3年 LO)・大島(2年 FL)・太田(3年 女子マネ)
新人賞:宮本(1年 FB)
MVP:小口(3年 CTB)

夏の期間についてもこのように選手スタッフ表彰は行っていきたいと思っている

納会の時にも話したけど、この夏のオフ期間中は試験もあるけど、学生らしくラグビー以外のこのことに沢山触れて欲しい期間でもあります
ラグビー以外のことを知ることでまた新たな気持ちで夏シーズンを迎えることができると思うので・・・
怪我や事故には十分に気を付けて思う存分に遊んで欲しい
8月に元気な姿で会いましょう

2023.7.12
SRFC Taro.S