コラム～成蹊ラグビー

あともうちょっとなんだけどね・・・
もどかしいと言う表現が相応しい今日のゲーム

Aチームが同志社大のCチームと対戦をして10vs40で敗戦したゲーム内容は点差ほど実力に違いを感じられなかった
課題はやはり試合の入り方
開始早々5分間にペナルティを犯しゴール前のラインアウトモールであっさりと立て続けに2本のトライを取られてしまう展開はうちのいつもの悪いパターン
その後は成蹊の低くて鋭いタックルが何度も炸裂して30分くらいまでは一進一退の互角の展開を見せていたが残り10分でお互い1トライづつ取り合ってハーフタイム(10−19)
後半も拮抗し無得点のまま20分くらいまで持ち堪えていたというよりもむしろうちの方が何度もチャンスを迎えていたが取りきれずにいたところ逆にトライをとらてしまう勿体無い展開
その後は惜しい局面が何度かあり反撃はするもののミスからカウンターを喰らいトライを重ねられ無得点のまま終了

両CTBの鋭く激しいタックルは4年生としてのプライドを見せてくれたし、No8の太加良も力強い突進を何度もしていたし、Fwもスクラムを中心に全体的に強くて激しいプレーができていた
じゃあ何で負けちゃうの?となるとやはり試合の入り口のところ
あそこでしっかりとしたプレーができていれば結果は逆になっていたと思う
でもこれは「タラレバ」の話
試合は普段の練習でやっていることしか表現できない
試合後の円陣で話したけど、普段の練習開始のあの何ともピリッとしない雰囲気が試合開始直後に繋がってしまうのだ
何度言っても改善されないと言うことはもはや生まれ持ってしまった体質みたいなものなのか・・・？
体質改善は肉体改善とは違ってかなり難しいがここを変えていかないとかなりヤバイ時期にきている
チーム全体で危機感を有して18日からの練習でガラリと変わったムードを醸し出してほしい

そろそろ雷の落とし時かな・・・
監督になってから(立場的に)怒鳴り散らしてはいけないと自重しているが我慢の限界にきていることも事実ではある

2023.8.16
SRFC Taro.S