コラム~成蹊ラグビー

しばし休息

2024/01/24(水) 10:26

こんにちは
新年最初の投稿です
2024年度シーズンも監督として大学ラグビー部にお世話になることとなりました
新シーズンにおける最大の目標は高島主将以下の4年生が残してくれた経験値をしっかりと継承し、必ず再昇格を果たすこと
これしかないと言えます
3年生以下の部員に対しては、新シーズンに向けて今は雌伏の時、来るべき時に向けて心身ともに休めておいて欲しいです

さて、監督1年目の実感として1つ目に感じたことは
これまでラガークラブのGMとして入替戦で様々な結果をみてきました
GMとしてグランドには度々顔を出していたので現場と一体だと勝手な思いがあり、勝てば誰よりも嬉しく負ければ部員と同じくらいに悔しいと思っていました
しかしながら、今シーズンを監督として部員と共に過ごし対抗戦を戦い入替戦で負けた時、あの悔しさや自身に対する不甲斐なさから試合後の集合時にまさか部員の前で泣いてしまうという想像以上の出来事となっていました
負けて泣いたのは4年生の慶應戦くらいだったので本当にびっくりしてしまいましたし、あとから思うと恥ずかしい気持ちで一杯になりました
もう一つの思いとしては先日の納会で部員には話したことに尽きます
大学ラグビー部はラグビーだけを学ぶところではなく上下関係の中で日本古来の礼節を学び社会人となるための準備期間として存する、という考えを述べました
果たして2023年度シーズンにおいてそれを実践できていたかというとやはりそれは僕自身の伝達力不足であり、部員への浸透は未然であったと反省し、新シーズンではもう少し具体的に発信をしていかなくてはならないと考えに至っております

いずれにしても監督初年度は惨敗でした
これは戦績のことではなく、全ての自分自身の立ち居振る舞い、言動などが未熟さに溢れていました
しかしながらこのままでは当然終わるわけでもなく、自身の捲土重来を果たすために新シーズンも新たな気持ちで学生と共に成長していきたいと思っています

現役のご父兄、学園関係者、ファン倶楽部、ラガークラブOBOGの皆様に2023年度シーズンにおける多大なる声援とご支援に感謝を申し上げます
本当に物心共に学生たちを満たすためには十分なものでした
この御恩返しは2024年度に成していきたいと思いますので引き続き温かいご声援とご支援をお願い致します

新シーズンを迎えるまで学生と共にこのコラムもしばし休息します

監督初年度 1年間に亘りご精読ありがとうございました

2024.1.吉日
SRFC Taro.S