コラム~成蹊ラグビー

依存体質

2024/03/28(木) 16:07

人生どこに落とし穴があるのか判らない
言わずもなが・・大谷翔平氏の身の回りに起きてしまったことだ
それにしても依存症というのは怖いものである
アルコール、ギャンブル、薬物、恋愛、買い物など、一般的に心の弱い人がなると思われがちだが、医学的には特定の物質の摂取や行動を繰り返すうちに快楽や喜びを感じる脳の回路が変化をすることによって引き起こされるものとされている
神経を興奮させて快楽や喜び、高揚感を引き起こすドーパミン、このドーパミンが分泌される状況を頻繁に作ると脳内にそれを求める神経回路ができてしまい、自分では制御できない脳の要求、つまり脳がハイジャックされてしまうことで依存症となるらしい

でも程よい依存って必要だと思う
人は誰にも頼らず、誰とも関わらずに生きていくことはできないのだから暮らしていく上では何かにもしくは誰かに適度に依存するということは悪いことではない
この適度をいかに調整していくかが人生の楽しみであり、大切なことなのだと思う

4月も近くなり新入部員を迎え入れる準備期間に入ったラグビー部
どんなに沢山の部員が入ってくれるのか楽しみですが、我々がその程よい依存対象となるように皆でより一層努力してラグビー部に入って良かったと思ってもらえるようになっていきたいと思っている

2024.3.28
SRFC Taro.S