コラム～成蹊ラグビー

菅平第２戦vs朝鮮大
僕が学生の頃は毎年夏には菅平で練習試合を組んでいました
当時の朝鮮大は体は大きくないのですが、まるで軍人のように絞られて鍛えられた肉体と徹底的に走りこんできたであろう圧倒的なスタミナでしつこく粘り強い相手で最後まで諦めずにくらいついてくるので勝つのに苦労した覚えがあります
そんなイメージはありましたが、今回のチームは一言でいうと「強い」
一人ひとりの強さと上手さが際立っており、ひたむきさと激しいプレーも厭わない素晴らしいチームでした
戦前ではうちのほうが少し強いかな！？と思っていたのですが・・・
12vs59の完敗
敗因は1対1のタックルの場面でソーク（コンタクト地点より下がってしまった）、もしくはミスが多くドミネイト（コンタクト地点より前に出れた）がほとんどなかったことだと思われます
ゲーム開始早々に攻め続けていた時に先制トライでも取れていたら流れは変わっていたと思いますがそこで取り切れなかったことも敗因の一つに挙げられます
良かったところはスクラムが勝てたこと
1stスクラムで押された時にはそのままいかれるかなと思いましたが、すぐに修正できその後のスクラムは優位に組めていたことは敗戦の中でも明るい材料です
課題のラインアウトもだいぶ精度が上がってきましたが、要所要所で確保できないところの修正は必要でしょう

本当は先日の国学院大戦の勝利以降入替戦まで全勝街道で行く予定でいましたが、早くもそれが頓挫したことは残念ですが、この敗戦を糧にして公式戦で負けてしまうよりも今一回くらい自分たちをもう一度見直す意味でもよい敗戦だったと思いなおすことにしました

合宿も中盤を過ぎ、第３コーナーから最後の直線に向かうところに来ています
ラストスパートをしっかりとかけてゴールテープを切れるように部員一同頑張って参ります

2024.8.21
SRFC Taro.S