コラム~成蹊ラグビー

学習院戦を終えて

2024/09/17(火) 13:54

対抗戦2戦目は学習院大戦
学習院の成蹊に対する並々ならぬ思いを知っている僕としては決して侮れない戦いになると常々思っています
FWの中心となるポジションの選手の体は成蹊よりも大きく、ジャージも膨張色の白をベースとしていることがあるかもしれないが威圧感もかなりなものだ
実際に前後半共に開始早々3トライを挙げた以降は拮抗した戦いとなり、一時的に押し込まれゴール前に釘付け状態の時間帯も結構あった
結果は89vs7
数字としては快勝であるが、実際に見ていた人からすると違う感想も出てくるだろう
学習院の当たりの強さと自陣ゴール前からでも積極的に展開してくる勇敢なプレーに何度も危ない場面があった
やはり学習院は侮れないチームであった

今年6月30日に行われた協会100周年記念行事のBグループ7’sの監督を務めたことで各チームに対する印象が変わった
チームを代表して送り込まれてくる選手だから当然のことながらラグビー理解度や身体能力が高い選手が多いこともあったが、なかなかの好選手揃いで対戦相手としては厄介だなぁと思う選手ばかりであった
前日練習と当日しか彼らの動きは見ていないが、丁寧に見ることで所属チームの特徴や雰囲気も知ることができたことは監督を引き受けて良かったことだ
今回の試合でも学習院から選出されてきた選手の動きは必然的に気になったし、怪我をして途中退場した時には少し心が痛んだ
これからの対戦相手にもBグループ7’sの選出メンバーは当然に出てくるだろう
成蹊としてはそういう選手たちが目立たなくなるようにしっかりと対応していかないと苦戦をする要因となる
対抗戦もあと5戦 入替戦まで負けられない戦いが続く
負け続けていた昨年度とはまた違った緊張感がある
やはり対抗戦は面白い 

2024.9.17
SRFC Taro.S