コラム～成蹊ラグビー

今日10月1日に内定式を行う企業が多い
４年生たちもその多くが内定式に臨むようである

少し難しい話になるが、内定は卒業後を始期とした解約権留保付労働契約の一種であり、「卒業後は貴社で働く」、「卒業後は弊社で雇用する」という相互契約形態である
優秀な学生にはよくある話だが、複数の企業から内定を得ているケースでは１社に絞り他社に対しては就労日（一般的には4/1)までに辞退通知をしなければならず、その通知を怠ると最悪の場合には労働契約の不履行ということで損害賠償を請求されることもある（by Wikipedia）
僕の同期の中には内定を辞退しに行ったところ採用担当者から「ふざけるな！」と言われ水をぶっかけられた奴がいたけど、今の時代は携帯電話やメール等での伝達が主流であり直接会って伝えることもないだろうからそんな目に会うこともないはずだ

いずれにしても内定式に出席した4年生はもはや社会の片隅に足を一歩突っ込んだことになるので今まで以上にその構成員としての自覚を持ってほしい
昔のコラムにも書いたが、僕は内定式に当時のラグビー部の正装であったグレーのスラックスに濃紺の詰襟（の制服）を着て出席したところ、就活中もずっとそのスタイルだったので沢山の内定同期から好意的な声掛けをしてもらった覚えがある
かなり人目を引いていたらしくそれなりの効果があったのだろう
別に目立とうとして制服を着ていたのではなくスーツを買うのがもったいないと思っただけだったのだが・・・

内定式に臨んでいる部員達はどんな形でもよいので目立ってほしいと思う
沢山の同期に興味を持ってもらい、理解してもらえる機会を増やすことで生まれて初めて飛び出す社会人生活もより豊かなものになると信じているので

内定おめでとう

2024.10.1@内定式
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