コラム~成蹊ラグビー

主務

2024/10/21(月) 13:54

先週19日土曜日 久しぶりにアクセラーズ戦が行われました
日曜日に本来行われるはずであった國學院大との代替戦を主務が懸命に対戦相手を探してくれた結果、最適の青山学院大Cチームとの試合を組むことができました
青山学院大HCは糊谷氏
彼の子息は昨年までコーチをしてくれていた糊谷憲信君であった関係もあったので試合後に少し話をすることができた
青学は今期絶好調、このまま行けば対抗戦の4位として大学選手権に出場できるところにいる
そんな糊谷氏から「来年はぜひ同じグループで・・・!」と言われかなり勇気づけられました

試合結果は14vs29で敗戦(前半は14-12)
夏合宿最終戦以来久しぶりのゲームながらも上のチーム入りを目指す選手、リハビリ明けの調子を確認する選手、フレッシュな1年生たちが融合し、日ごろの練習の成果を懸命に披露しようとする姿勢には感心した
1年生ももう新人扱いされない時期となり「出れてよかったね」ではなく、しっかりと評価がなされるような立場となりながら一人一人の成長を感じられた
やはりこのような練習試合はとても重要だ
試合でしか感じることができない自身の課題を見つることができるのも試合でしかないし、Aチームに上がるためのアピールの場がなければ日ごろのモチベーションも維持できない

そういう意味では今回のMVPは主務の圭吾だと思う
自身は脳震盪によるリハビリ期間中ではあるが主務としての責任感を全うしてくれた
しかも諦めることなく前々日まで必死に対戦相手を探し続けていた
この時期にレベル的にちょうどよい対戦相手を見つけるのは容易ではない
日ごろのグランド外で他大学スタッフ陣とのコミュニケーションを取り続けてきた賜物である

持論として「主務がしっかりとしているチームは強い」と思っているのでそういう意味でも「今年の成蹊はかなり強い」

2024.10.21
SRFC Taro.S