コラム～成蹊ラグビー

10日vs武蔵大
武蔵大戦を迎えるための２週間
練習の雰囲気というか実態がとても良くなかったので試合を迎えるにおいては不安の方が大きかった
木曜日に見た夢も最悪のもので夢の中で夢と気づくのにかなりの時間を要した

結果は48-12(前半22-7、後半26-5)でありこの結果だけ見ると快勝ではあるが後半早々にトライを取られ、その次にトライを重ねられたら試合の結果自体は違うものになっていたかもしれない
救いはFwのセットプレーが安定していたこと
特にスクラムで圧倒できたのでこの結果になったといっても過言ではない
やはりセットプレーは重要である
Aグループにいるとこの真逆のことがおきそれが大敗の原因となる
今年のFwはラインアウトに中田英里、スクラムは三浦嶺といずれもトップリーグで活躍していたOBがコーチ陣に加わってくれたおかげでセットプレーの精度はかなり高まってきている
この成果をどうしてもAグループで試したい
そのためにもあと２つ　大切なゲームでしっかりと結果を残さなくてはならない
この残り約１か月をどのように過ごすことができるのかが鍵である
武蔵大戦を迎えるための２週間は本当にダメな週間であった
今日からの練習でも先週と同じ雰囲気のままであればAグループに臨むなんて「ちゃんちゃら可笑しい」集団となってしまう
怪我人もいるがそれはどこのチームも同じこと
この時期にどこも痛くない奴が出ているチームはどこにもない
誰もがどこかしら痛めているのだ
Aグループを後輩たちのために用意をしてあげようという４年生の思いと自分たちでその権利を勝ち取ろうとする３年生以下の熱い思いの融合で精神力で勝ち切るしかない

一流のアスリートが結果を残したときによく言う言葉それは「気合」
この１か月は現代っ子が一番使いたくない言葉かもしれないが気合をいれてやるしかない
相手との違いはこの気合の差だと思っている

2024.11.12
SRFC Taro.S