コラム～成蹊ラグビー

今日で2024年の仕事納め
今年は新年早々能登半島で大地震があり、9月には豪雨に見舞われるなど能登半野の方々にとっては災難続きであった
依然として復旧・復興の見通しが立たず越年となるのは無念の何物でもないだろう
亡くなられた方々にご冥福を申し上げるとともに被災された方々が一日でも早く平穏な日を迎えるように祈念しています
４月には34年ぶりにドル円相場で160円台に突入し、輸出企業の業績は伸びる一方で輸入品の値上げが続き我々日本人の生活レベルはかなり低くなってきている
1980年代以降安い労働力を求めて東アジア・東南アジアに進出していったものが近い将来我々日本人がその立場になることが現実味を帯びてきた
政治（政治家）に期待できないのがもどかしい
記録的な猛暑もあった
個人的には暑い日は好きなのだが、さすがに今年の猛暑には「もう勘弁してください」とうんざりしたがこの傾向はしばらく続きそうなので夏場の生活パターンというかリズムは変えていかないといけないだろう

成蹊ラグビー部においてはBグループで全勝を果たすも入替戦では2年連続日本体育大に負け来シーズンもBグループで戦うこととなった
言い訳の材料にはしたくないが、現在の大学スポーツはラグビーを含め勝利を求めることを目的とするのであればスポーツ推薦で選手を獲得できないチームの限界を迎えていることは確かである
しかしながらAグループ上位校とはなれなくても常にAグループに居続けることはまだ可能なレベルであると思っている
これは我々しか挑戦できないことであり、そういう意味では成蹊大ラグビー部の存在意義はかなり大きい
来シーズンはまた新たな気持ちでAグループ再々々々昇格を目指し部員とともに挑戦をしていきたい

個人的には今年度は本社屋を建て替え（5月）、最上階にはそこ等へんのジムよりも立派なトレーニングマシーンを設置（10月）したので来年こそはプロップ出身者と思われることなくWTB出身の指導者と誰もが見てもわかるようにしていきたい
まぁこれも長年言い続けているのでも最早誰も期待していないし、信じてくれていないとは思うけど・・・

今年最後に嬉しかったことは、昨日の忘年同期会でもお祝いをしたが僕たちの代の主将である板井二郎君が来春に丸紅の専務執行役員に昇格となることだ
若いころ年末に2人で築地魚河岸のマグロの仲卸でバイトをしていた時が懐かしい
さらに激務となると思うけど身体を労わり活躍し続けてほしいと思う

ということで今年も一年間皆様にはお世話になりました
数年前に年賀状を出すことをやめたので、このコラムで年末のご挨拶とさせていただきます
皆さま良い年をお迎えください
来年も成蹊ラグビーに熱い声援と手厚い物質的・金銭的支援をお願いします

2024.12.26
SRFC Taro.S