コラム~成蹊ラグビー

やはりラグビーはスクラムです

2025/01/14(火) 09:59

明けましておめでとうございます
金融機関勤務者以外は非常に長い年末年始休暇を過ごしたことと思います
6日が仕事始めとなりましたが賀詞交換の連続、かつ3連休が控えていたこともあり本格的に稼働するのは今日からという方も多いのではないでしょうか
そんな長い休暇の締めくくりにラグビー大学選手権決勝が秩父宮ラグビー場で行われ結果は帝京大が33vs15で快勝しましたが中盤までどちらが勝ってもおかしくない展開でした
スクラムを支配した帝京大が最後は圧倒感を演出した姿は現代ラグビーにおけるスクラムの重要性を再認識させるものでした
スクラムが押されるとすべてのプレーについてレフリー目線からも不利な展開となってしまう
特に中盤の攻防で相手ボールスクラムで押し込まれペナルティとなると自陣ゴール前のLOを押し込まれるお決まりのパターンで失点を重ね、余裕ができるとBkに展開し始め勢いそのままに縦横無尽に走られてしまうというのが今のラグビーのスタイルといっても過言ではない
そう考えるとやはりラグビーの原点はスクラムであり、スクラムを制する者が試合も制するのだ
我々成蹊も対抗戦Bで圧倒するスクラムを組んでいることに満足せずに新しいシーズンの目標は対抗戦Aでも互角に組めるスクラムを構築することだ
スクラムは端から見ると単なる力比べのようだが実は細かい技術が編み込まれている非常に繊細なスキルが求められる
もちろん選手個々人の体重や筋力も重要な要素であるがそれだけでは語りつくせないことがスクラムには満載している
これだけは長い時間と労力をかけて作り上げていかないと完成しない
スクラム識者からするとスクラムに完成などないというと思うけど・・・
ということで、今年もFw陣には昨年以上のシーズンとなる覚悟でいてくださいな

2025.1.14
SRFC Taro.S