お知らせ

4年間を振り返って -秋山陽南-

2022/01/19

ホームページをご覧の皆様こんにちは。
本日は4年学生トレーナー秋山陽南が担当いたします。

はじめに、今年度も弊部への多くのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

『4年間を振り返って』を書くにあたり、入学から今日までの日々を思い返してみると、ラグビー部での活動は私にとって学生生活の全てだったように感じます。
そもそも、“学生トレーナー”という役職は、私が入部するまで早稲田大学スポーツ科学部の学生が代々務めてきました。
そのような中で、スポーツ科学の知識ゼロ・ラグビー経験ゼロの自分が、よくもまあトレーナーという役職に就こうと思ったなと、4年経った今では当時の自分の度胸に少々引いています。


また、正直に申し上げて、4年間のうち合計したら1年間くらいは部活を辞めたいと思っていました。
「陽南のテーピングは下手くそ」「お前がアップをすると締まらない」等など、先輩や同期からは厳しいことも沢山言われ、幾度となく心がめげそうになったことを記憶しています。
しかし不思議なことに、辞めたいと思えば思うほど、辞めたくなくなる出来事が舞い込んでくるもので、そのたびに私は強く大きく成長することが出来ました。
部活を辞めたくなくなるのはいつも、試合に勝ったときか誰かに感謝されたときです。
試行錯誤して巻いたテーピングが凄く良かったと練習後に言われたり、陽南さんのおかげで怪我をせずに済んだと言ってもらえたり。
そんな部員からの些細な一言が私を繋ぎ止め、鼓舞してくれていたように思います。
また、今年度の明治・慶應戦など、格上相手に勝利を収める瞬間は心の底から嬉しく、まだまだ選手の皆をサポートしていきたいと思わせてくれる出来事でした。

こうして振り返ってみると、選手を支える側の私が、気づけば選手に支えられていた、そんな4年間だったように思います。
ここまで支えてくださった先輩、後輩、社会人スタッフの皆様、同期23人には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
来年以降は、ここで学んだことを最大限に発揮し、社会人としてより一層精進してまいります。

最後にはなりますが、今後とも成蹊大学ラグビー部への暖かいご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。