お知らせ

明治学院大学戦

2022/11/26

日頃より成蹊大学ラグビーフットボール部へのご支援、ご声援誠にありがとうございます。
本日は関東大学ラグビー対抗戦最終節となる明治学院大学戦が行われました。

本試合は対抗戦Bグループ優勝校を決める一戦。
絶対に譲れない両校のプライドがぶつかり合いました。
結果は52-11(前半24-6/後半28-5)で本校が勝利。3年連続で対抗戦Bグループ優勝を飾りました。

緊張感漂う静けさの中、試合は成蹊大学のキックオフより始まります。



前半4分、10番菊本有真(1年/崇徳)がペナルティーゴールで先制。
しかしその後は相手の猛攻を受け、攻撃の機会がないまま自陣でのディフェンスが続きます。

再びチャンスが訪れたのは前半16分。
自陣からボールを蹴り出し、敵陣5mラインでラインアウトとなります。
モールは崩れるもFWの体当たり勝負の末、8番鈴木太加良(1年/関東学院六浦)が押し込みトライ。
追加点を奪います。



再開後、相手にビックゲインを許し自陣22mライン以内まで一気に攻め込まれます。
再度守りの姿勢を強いられる本学。
しかし前半23分、こぼれ球を14番田村康陽(4年/成蹊)がすかさず拾い上げると、パスを受けた10番菊本がステップでディフェンスをかわしタッチライン際を疾走します。
再び14番田村にボールが渡ると、そのままグラウンディングし得点。
会場は歓声に包まれました。



しかし前半29分と35分、立て続けにペナルティゴールを決められます。
対抗戦を通してぺナルティの多さを指摘され、修正を重ねてきた本学にとって、痛い失点となります。

それでも前半終了間際、11番瀧澤日々輝(1年/東農大二)がディフェンスラインをブレイク。
15番近藤大我(3年/八千代松陰)がボールを繋ぎ、トライを奪います。
相手に流れを譲ることなく前半終了。24-6で折り返します。



後半7分、自陣5mラインでのラインアウトでモールトライを献上。
後半は明治学院大学に先制を許します。

しかし、10番菊本が後半12分、14分、19分と3回連続でペナルティゴールを沈め点差を広げます。
後半21分には8番鈴木がラックからボールを持ち出しトライ。
完全に流れを味方につけた本学はその10分後、10番菊本がディフェンスの合間を縫ってボールを運びトライ。
相手を突き放します。



さらに後半終了間際、相手ボールのスクラムからこぼれたボールに9番糊谷憲信(4年/佐野日大)が素早く反応。
BKがパスを繋いで敵陣深くまで攻め込むと、最後は7番横山拓(4年/成蹊)がトライを決めます。
最後まで勢いは衰えることなく、80分間前回王者の意地を見せつけた本学。
試合はここでノーサイドとなり41点差、52-11で快勝。
見事、対抗戦Bグループ優勝を果たしました。



今シーズンの目標は入替戦での勝利。
まだまだ目標達成へのスタートラインに立ったばかりではありますが、今日の優勝に至るまでにも沢山の苦境を乗り越えてまいりました。
試合後、選手たちは笑顔や安堵の表情を浮かべ、ここまで勝ち続けた自分達を素直に誇らしく思う様子が見受けられました。

そして、今回も多くの観客の皆様にお越しいただきました。
ご来場下さった皆様、弊部への熱いご声援誠にありがとうございました。
次戦はいよいよ12月10日、入替戦です。
選手達が並大抵でない想いと努力を注いできたこの一戦も、是非会場で見届けて頂ければと思います。

今シーズンも残りわずかとなってまいりました。
最後の瞬間までチーム一丸となり必ず「昇格」を掴みます。
引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。