お知らせ

立教大学戦

2023/11/19

日頃より成蹊大学ラグビーフットボール部にご支援、ご声援頂きまして誠にありがとうございます。
本日は関東大学ラグビー対抗戦第6戦目となる立教大学戦が行われました。

これまで何度もの死闘を繰り広げた宿敵、立教大学。
伝統の戦いは今年も白熱の大接戦となりました。

入場前、強い日差しが照りつけるグラウンドを選手も強い眼差しで見つめます。
会場はAGFフィールド。
972人の観客を迎えて、試合は成蹊大学のキックオフより始まります。



試合は前半5分、立教大学に先制トライに許します。
その後は攻めては攻められて、手に汗握る展開に。
何度チャンスを迎えても得点に繋がらない本学でしたが、前半19分、ラインアウトモールを押し込んでトライ。
レフリーの腕が真上に挙がると同時に、会場中がドッと沸きました。
9番鈴木悠真(2年/昌平)がキックを沈め、同点7-7に追いつきます。



このまま勢いに乗りたい本学。
しかし前半28分、立教大学の反撃を食らい再びリードを許します。
前半終了間際に敵陣深くまで攻め入りますが、立教大学に蹴り出されハーフタイム。
再び同点とはならず、7-14で前半を終えます。



誰もが逆転を信じた後半。
激闘のラスト40分は立教大学のキックオフより始まります。

後半5分、立教大学にトライを奪われ7-21。
スコアが開きますが再開後は立教大学側の反則が続き、15人対14人でゲームが進みます。



そして後半12分、立教大学ボールのスクラムをターンオーバー。
ガッツポーズのFWにBK陣も駆け寄って喜びます。



その後、10番菊本有真(2年/崇徳)が敵陣5mラインに蹴り出し、マイボールラインアウト。
ディフェンスを内側へ引き寄せたところで、9番鈴木悠真(2年/昌平)が外側へ走り込んでいた13番髙島大聖(4年/成蹊)にパス。
さらに大外14番松田彩(3年/幕張総合)へ素早いパスが通ると、ディフェンスも追いつかぬ間にトライ。
後半14分、14-21となります。



しかし15分後、立教大学にトライを許します。
14-28で迎えた後半40分。
フェーズを重ねて徐々に攻め入ると、敵陣22mライン中央から13番石原幸亞(4年/大分舞鶴)がキックパス。
外側の6番井上(4年/茗溪学園)がキャッチし、オフロードで繋いで15番近藤大我(4年/八千代松蔭)がトライを決めます。
時計は既に40分を回り、得点板は21-28。
選手たちは喜ぶ様子も見せず、すぐにキックオフのポジションへ走ります。



もう後が無い本学。
リスタート後、本学は次々とアタックを繰り出し拮抗した状況まで持ち込みますが、スコアは動かぬまま。
ここでノーサイドの笛が鳴り、21-28(7-14/14-14)で立教大学の勝利となりました。

あと一歩、及びませんでした。
選手たちは悔しさを滲ませながら整列。
誇り高く戦った選手たちへ、スタンドからは大きな拍手が送られました。

また、本試合のMost impressive playerには14番松田彩(3年/幕張総合)が選出されました。
今回も多大なるご声援、誠にありがとうございました。