お知らせ
青山学院大学戦
2023/12/02
日頃より成蹊大学ラグビーフットボール部にご支援、ご声援いただきまして誠にありがとうございます。
本日は関東大学ラグビー対抗戦最終節 青山学院大学戦が行われました。
対抗戦初白星を懸けて挑んだ本試合。
結果は7-43(前半0-22/後半7-21)と大きく点差をつけられての敗戦。対抗戦Aグループという舞台の厳しさを改めて実感する一戦となりました。
そして、対抗戦Aグループ8位で終え、日本体育大学との入替戦が決定いたしました。
白地に赤黒のラインが入った2ndジャージを身に纏い、引き締まった表情の選手たち。
雲一つない青空の下、成蹊大学のキックオフで試合が始まります。
開始早々から攻撃権は青山学院へ。
1対1の接点でのプレッシャー。オフロードパスを巧みに用いた素早い展開。
粘り強くタックルに刺さるも青山学院の攻撃の手は加速するばかり。前半7分、先制トライ許します。
その後も本学は流れをつかむことができず、前半20分間を自陣で戦い続けます。
自陣脱出を試みるも、青山学院はボールを左右に大きく振りながら隙をつき、2本目のトライ。
前半27分。ペナルティを獲得し、漸く敵陣22mまで前進。
しかし、チャンスをものにすることができず。
青山学院の勢いは増すばかり、立て続けに2トライを奪われます。
トライを返したい本学。キックオフからプレッシャーをかけ、敵陣でのアタックに。
フェーズを重ねじわじわとトライラインに近づくも、ノットロールアウェイの反則で得点とはならず。
0-22で前半が終了。少々の焦りが見られるも、まだまだ巻き返せる点差です。
ハーフタイムを終え、フィールドに戻ったフィフティーン。
後半から22番新谷匡平が加わりチームを鼓舞。そして、円陣を組んで大きく3回深呼吸。
気持ちを切り替え後半戦に挑みます。
後半開始早々、青山学院のトライ。
その後も勢いは衰えることなく、続いてモールでの前進。再びトライ。
後がない本学。
後半15分、21番末次真南斗と23番石原幸亞の4年生コンビが投入されます。
フレッシュな2人が雰囲気を作り変え、みるみる敵陣へ。
大外で球を受け取った11番瀧澤日々輝(2年/東農大二)がハーフラインからゴール前5mまで疾走。
その後のパスが乱れ、トライとはならなかったものの、敵陣でのプレーを継続。
後半20分。
敵陣10m、22番新谷匡平(4年/伊奈学園)が3枚のディフェンスを弾き飛ばして大きくゲイン。
ラックからパスを受けた23番石原幸亞(4年/大分舞鶴)が空いた右スペースにキック。
13番髙島大聖(4年/成蹊)が球を拾い上げ、最後は15番近藤大我(4年/八千代松陰)がトライ。
4年生の連携プレーにより、なんとか得点に繋げることに成功。
23番石原幸亞のゴール成功で7-36。
しかし、その後はスクラムで押され続けて反則を重ね、苦しい展開に。
後半29分、青山学院のラインアウトモールから追加点を許します。
ノーサイドの笛が鳴るまで、本学フィフティーンはがむしゃらにタックルに入り、トライラインに向かって前に進み続けましたが力及ばず。7-43で試合終了。
対抗戦Aグループという舞台の厳しさと、この舞台で戦い続けるチームの強さを痛感した一戦。
そして、本試合のMost Impressive Playerには13番髙島大聖が選出されました。
数々の言葉とプレーでチームを牽引し、主将としての責務を全うした髙島主将。
「自分たちが果たせなかった目標を来年達成してもらうために、入替戦を勝ち切って必ずAグループの舞台を残します」
そうひと言。
4年ぶりに返り咲いた対抗戦Aグループの舞台。
先輩方が残してくださった最高の舞台で来シーズンも戦い続けるために、12月17日の入替戦を必ずや勝利で締めくくります。
今まで、皆様のご声援に幾度も背中を押していただきました。
全身全霊で戦い抜きますので、どうぞ最後まで熱いご声援をよろしくお願いいたします。