お知らせ
4年間を振り返って -大舘幸長-
2024/01/03
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
本日は4年PRの大舘幸長が担当いたします。
まず、今シーズンも父母会、ファンクラブ、 OB会、学園関係者をはじめとする皆さまの多大なるご支援とご声援をいただきまして誠にありがとうございました。
この4年間を振り返ると、様々な苦労と喜びがあり、とても充実した4年間であったと実感しています。
そして心の底から成蹊大学ラグビー部の一員になれたことを誇りに思います。
1.2年次はただ自分の実力のなさに打ちひしがれていたなと思い出します。
1年次の初めてのスクラム練習で大学のレベルの高さを知りました。自身の実力不足に嘆いて泣きながら帰ったことやメンバー外は練習にも参加することが出来なかったことが本当に悔しくてならなかったのを今でも忘れることができません。
2年次では、初めての入替戦で立教大学に敗北し、スクラムトライをされてしまったことは屈辱と絶望で、本当に忘れられません。
苦しいことが多くありましたが、私を強くしてくれたきっかけはいつも敗北の悔しさでした。
3年次では、努力の甲斐もあり、入替戦で日本体育大学に勝利することできました。
1年前に悔しい思いをした熊谷でリベンジをすることができ、嬉しさで涙が止まらなかったのを覚えています。
そして4年次では、対抗戦Aグループという夢の舞台で充実した1年を送ることができ、自分のラグビー人生をやり切ったと思います。
しかし正直に言いますと、試合でのタックルミス、サインチョイス、ペナルティなど悔いが残るものばかりで、生きてきた中で一番後悔が残った年だとも思います。
目標であった対抗戦で1勝もできなかったこと、髙島、太郎さん、健友さんを胴上げできなかったこと、何より大好きな先輩たちと勝ち取った夢の舞台を大好きな後輩たちに残せてやれないことが本当に悔しいです。
この1年はたくさんのコーチ、OBにサポートしていただき、同期から多くの助けを受けました。
そしてFWの私からすると本当に後輩に助けられた1年だったので、最後に1勝をして全員にその恩返しをしたかったです。
まだこの悔しさを自身で消化することはできていませんが、どの練習、試合、私生活を思い出しても充実していて宝石のような毎日でした。
本当に終わってしまうのが悲しくてならないです。
しかし、いつも私を強くしてくれたのはこの悔しさでした。
これを糧に社会人という新しいステージで頑張っていきたいと思います。
来年度では、後輩たちは昇格という大きなプレッシャーを受ける1年になると思いますが、後悔の残らぬよう全力で練習し、全力で毎日を楽しみ切ってほしいと思います。
私はOBの一員として全力でサポートし、少しでも昇格へのお手伝いをしていきたいです。
皆様、引き続き成蹊大学ラグビー部への変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
最後になりますが、自分が不自由なくラグビーをすることができたのは、OBの方や父母会、スタッフや関係者の方々そして何より家族のサポートのおかげだと思っています。