お知らせ

四年間を振り返ってー中山瞳ー

2014/01/03

ホームページをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
本日は4年生マネージャーの中山瞳が担当させていただきます。

まず、今年度成蹊大学ラグビー部にご支援とご理解いただきました皆様には心より御礼申し上げます。
私自身、マネージャーとして4年間役目を全うできたのも常日頃から成蹊大学ラグビー部を支えてくださっている皆様の存在があったからこそだと思っております。練習、試合、合宿では皆様がかけてくださった温かい応援が私たちマネージャーにとっても励みとなっておりました。

私はこの1年、最高学年として後輩育成とマネージャー11人の団結を目標に部活に参加して参りました。4年生だからこそ私自身の1年生から3年生までの経験を活かして、どの学年の後輩にも的確なアドバイスができればと思い努めてきました。マネージャーを引っ張っていかなくてはいけない立場でしたが、実際には同期、後輩に助けられることも多く、彼女たちの存在なしには成し遂げられなかったことも沢山あります。

昨年度は目標であったAグループ昇格を果たしました。2年ぶりの対抗戦Aグループを前に、この大きな舞台を経験したことのある部員は3年生以上しかおらず、4年生も怪我が多かったため、春のシーズンはチームがとても若く不安に思うこともありました。
春の交流戦では大東文化大学や立正大学の外国人選手相手に果敢にタックルし、食い下がるも中々上手くいがすに悔しがる姿や夏合宿では炎天下の中、朝6時から始まる3部練習に耐える姿を一番近くで見てきました。だからこそチームがどんどん強くなっていることを確信し、今シーズン掲げたAグループでの「2勝」という目標は達成できると信じて疑いませんでした。
秋の公式戦が始まると月日が流れるのがあっという間だと毎年感じます。今年は特にそうでした。毎試合毎試合強豪校との戦いの後、短いスパンの中で次の試合で最高のパフォーマンスをしてもらうにはマネージャーとしてどうサポートしていくべきか悩み、チームの一員として必要とされるサポートができているのか疑問に思うこともありました。そんなシーズン中、4年生である私たちに文句一つ言わずについてきてくれた後輩マネージャーたちが何よりも心強い存在でした。
みんな、本当にありがとうね。

公式戦の前に選手が円陣を組み、部歌を叫び、涙を流しながら試合に向かう姿を見ることはもうありません。控え室から出てきた選手たちが目を赤くし、こちらが怖くなるほど闘志に燃えた顔をしてグラウンドに整列する姿を見ること、そしてその選手たちを近くでサポートすることももうできないのだと思うとただただ寂しさを感じます。今思い返すとこんなにも貴重な経験をできた私は幸せ者だったのだと心から思います。この経験をさせてくれた選手のみんなには本当に感謝しています。 

今年度はBグループに降格するという残念な結果に終わってしまいました。しかし、後輩たちが来年度再びAグループへの昇格を果たしてくれると信じています。OGとして何らかの形でこれからも成蹊大学ラグビー部をサポートすることができれば本望です。
皆様、引き続き成蹊大学ラグビー部へのご支援、ご理解のほどよろしくお願い致します。

御精読ありがとうございました。